
| 道具3 | レシピの贈り物 | ||
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「贈り物」という言葉の響き。何だかワクワクします。誕生日祝い、クリスマスプレゼントに始まり、旅行のお土産、御中元や御歳暮、結婚のお祝や内祝い。贈り物にも色々とありますが、印象に残った「贈り贈られる」シーンがあります。 その方のお宅にお邪魔したときのこと、桃のコンポートを頂きました。シロップをつくり、白ワインとアップルブランデー、バニラエッセンスを少々。そこに小割にした桃を漬込んで3日。ふんわりと鼻をくすぐる洋酒の残り香と桃の芳醇で甘い香りが広がる手作りのデザート。聞けば御中元に頂いた桃の半分をコンポートにして、頂いた方へのお返しになさったとのこと。なんて素敵な贈り物でしょうか。 |
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食材を詰める容器には、家の片隅で眠っている袋や籠も上手に使ってしまいましょう。 透明の袋に入れて口をヒモでキュっと結んだり、果物籠の余りに使わなくなったナプキンを敷いて野菜を詰めたり。 今回はガーデニングにも使えるワイヤー籠に、畑の恵みをたっぷりと詰めてみました。親しい仲の「籠は今度来る時に返してね」なら、ご近所さんのお裾分け気分で許してもらえるでしょう? メッセージと一緒にカードにレシピを添えてあげれば、料理の初心者も嬉しい限り。 逆に料理の達人には、小説に登場した料理を再現できる食材とその本をセットにする、なんていうアレンジも楽しいかも。 本を読まないと美味しいものにありつけないのは、「絵に描いた餅!」とじれったそうに言われてしまいそうですが。 PS: 今日のメニュー *デミ風味 ラタトゥイユ 少し古くなった紙ナプキンや小物を買った時の包み紙も、野菜や瓶をくるんだりするのに役立ちます。 日射しの名残り香がする夏野菜でつくるラタトゥイユ。たっぷりとつくり置きをしてつけ合わせに頂きます。うつりゆく季節を感じながら。実りの秋はすぐそこです。 *おいしいコラム「おいしい台所」第三回 奥村文絵=構成・文・写真 +次を読む +前を読む +バックナンバー |