コラム「ハインツなお店にでかけよう」

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ハインツなお店にでかけよう
Moke's cafe モークス・カフェ (東京・昭島市)
バイク好き、車好き、動物好きが集まる60年代アメリカン風カフェ・バー
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マスターの小野さん

JR昭島駅から車で5分。国道20号線から新奥多摩街道に入るとすぐ右手に現れる年中クリスマスのようなイルミネーション、それがモークスカフェだ。店の正面にはフォード・ファルコン1964年型が置かれ、2匹のビーグル犬がじゃれあっている。オーナーの小野さんの前職は旅行業。仕事で行ったロサンゼルスで前オーナーと知り合い、その関係で1995年にモークスカフェをオープンした。店の名前の由来はインディアンのある部族のシャーマンの息子の戦士の名前からとったそうである。

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評判の135バーガーサンド

モークスカフェには毎夜、車好き、音楽好きの老若男女が集まり、時には夜が白み始めるまで盛り上がる。冬には石油ストーブが赤々と燃え上がり、一層暖かな雰囲気をかもし出す。店内にはさまざまなアメリカングッズが飾られているが、特に目立つのが「ルート66」のプレート。1926年に開通し、アメリカの西部開拓に大きな役割を果たしたこの国道は現在は使われていないが、スタインベックの「怒りの葡萄」をはじめ、多くの映画や文学作品にも登場する。クルマ好きには特別な意味を持っているハイウエイだ。

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壁に掛けられたハインツの57バーベキューソースとマスタードの作品

さてご自慢のメニューは生トマトとベーコンのオムライス、最近お客様から評判の135バーガーサンド。これは約150グラムの100%牛挽肉のバーガーパティを豪快にはさんだサンドウィッチ。もちろんハインツ・ケチャップが必ずついてくる。

小野さんは、最近あきる野市にオープンしたドックラン「ヒロックドッグラン」の敷地内にも土日のみCafeを出店している。そこでのメニューはカレーライス・タコライスなどの軽食からチリドックやサルサドック(JAS特級ソーセージを使用、ハインツチャンキーサルサが絶妙に合う)などのスナック類も用意している。犬を飼っている人は見逃せないスポットだ。

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モークスカフェのハインツの絵の前で。向って右が中沢氏、左が小野さん、中央が当時ハインツ日本社長のセルジオ・ソーサ

しかしこの店が「ハインツなお店」であるのはメニューばかりではない。中央のテーブル後ろに目をやると、そこにはハインツのソースとマスタードをテーマに描いた絵が掛けられている。アメリカのハンバーガーショップと思しき情景は、窓から差し込む淡い光やボトルの内側についたソースの質感まで伝わってくる、ちょっと心に沁み入る作品だ。

この絵の作者は中沢ヨシオというアーティストで、小野さんは20代の頃から中沢氏のアートの大ファンなのである。中沢氏と小野さんは互いに大の車好き、それもHot Rod(ホット・ロッド)という改造車の愛好者として知り合った。ホット・ロッドは日本ではあまり知られていないが、車文化の発達したアメリカでは、老若男女、子供から老夫婦までが楽しむ、れっきとした庶民文化。毎週どこかのレース場でドラッグレースが行われており、ホットドッグ片手に(もちろんハインツケチャップつき)ドラッグレースを観たり参加したりして楽しむ何十万人もの人であふれる。

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ビーグル犬のRickyと桃千代

さて本来はクルマ専門のアーティストである中沢氏が「たまには他の絵も描いてみよう」と思って描いたのがハインツの作品。それがあまりにステキなので、小野さんは自分の店に飾るだけでなくハインツ日本にも知らせてくれた。それを聞いた当時の社長のセルジオ・ソーサが2008年1月にモークスカフェを訪問。実はセルジオも大のクルマ好きで3人はすっかり意気投合。偶然にも「世界最速のインディアン」というホット・ロッド映画を3人とも観ていたというオマケつきだった。

古きよきアメリカを代表するクルマ文化と音楽を楽しみながら、ホットドック片手に仲間と語らう。そんな夜を過ごしてみたい人は是非、モークスカフェを訪れてほしい。そこでは、もう一つのアメリカ文化の代名詞であるハインツもあなたを待っている。

住所: 〒196-0013 東京都昭島市大神町1-3-5
営業時間: 営業時間:18:00~26:00
土日休日はヒロックドックランにて11:00~15:00
夕方よりカフェで営業
定休日:火曜日
電話: 042-542-2430
詳細URL: http://www.mokes.jp/
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