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| どこかNYの街角のビストロの様な雰囲気 |

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毎日通ってもあきない街角の美味しい食堂が、家や職場の近所に一軒は欲しいもの。渋谷区富ヶ谷の「プレザラン」は、そんな店に選びたい、気さくなビストロだ。店名の「プレザラン」とは、陽気で楽しいという意味の”preasant“(プレザント)と”restaurant”(レストラン)を一緒にした造語。いつも陽気で心地いい店でありたいという願いが込められている。その名のとおり、ランチどきになると近隣のOLやアパレル関係の勤め人で賑わい、夜は、ガラス窓から放つ暖かい光に導かれて、外国人や若者達、近隣の夫婦や家族連れで賑わう。

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| 存在感ある料理に定評がある山口登喜男シェフ |

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「普段使いのできる気楽な店をやりたかったんです。店のコンセプトとか、こう使って欲しいなんて、あんまり決めたくない。あくまでも、どんな店かは、お客様が決めることですもんね」と、オーナーシェフの山口登喜男さん。多くを語らずとも、椅子に座って店内に身を置きながら、運ばれてくる料理を食べていると、随所にインテリアや料理、スタッフやゲストへの細かい配慮が見え隠れするのが、小気味良い。料理は、手作りにとことんこだわった骨太のビストロ料理。冬の季節には、カスレや魚のポルチゲーズがおすすめ。鹿や猪は、半頭買いし、煮込みやグリル、ソーセージとしてメニューに登場する時もある。「格好いいラベルを見ると、ついつい何も考えずに買ってしまう」というワインは、どれもリーズナブル。気の置けない仲間や家族とテーブルを囲んで、ワイワイと陽気に楽しむのがいい。

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| パストラミ・サンド(1200円) |

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ランチでおすすめのメニューは、ボリュームたっぷりの、サンドウィッチ。自家製ポークソーセージ・サンド(1200円)、自家製ベーコンのBLTサンド(1000円)、パストラミ・サンド(1200円)の3種類。山口シェフがパン屋に特別注文して作らせているという、パンは、ほどよく甘味があり、トーストすると、サックリと軽い。この特製パンに、ソーセージやパストラミがパンからはみ出るくらいに挟まっている。テーブルにサンドウィッチと一緒に出された、ハインツのケチャップとマスタードをたっぷりつけて、豪快に頬張ってみる。噛み応えのある肉の旨みと共に、ふとNYの街角の食べきれないくらいのボリュームのパストラミ・サンドを思い出した。

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| その日のお薦めは黒板で |

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「NYの『KATZ』でパストラミ・サンドを食べたときに、凄くいいインスピレーションを貰いましたね。豪快だけど、アットホームで。料理の出し方もさることながら、日常のあたりまえのワンシーンが、庶民的でいいんですよね」と山口シェフ。

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| ついついラベル買いをしてしまうワイン |

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そう、この店は、山口シェフとそこに集う仲間達が考える、庶民に優しくありたいという想いが詰まった店。だから、ついつい今日もまた、訪れたくなってしまうのだろう。
(文=オフィスK2M 村上由/写真=エル・ディリジブル 二瓶吐夢)

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